尼子商店の歴史は寛永19年、西暦1642年まで遡ります。
当時浅野藩にて浅野光晟が藩主の下、胡町にて初代・茶商より始まり、4代目・1717年に質商を兼業。
5代目・1737年に醤油醸造を開始し、1942年に醸造部門を広島醤油㈱へ併合するまで、長く醤油醸造を行っておりました。
その後、戦時下にて強制疎開。
原爆投下後、焼け野原から少しずつ復興をしていた1947年、13代目・尼子清松が有限会社尼子商店を設立。
醸造用品・食品資材・設備機器卸売業として現在に至ります。
御蔭様で2022年2月をもって創業380周年を迎えることが出来ました。
皆様の変わらぬご愛顧に、深く感謝申し上げます。
創業400周年を当代の目標に掲げ、より一層邁進して参ります。
年表
和暦 | 西暦 | できごと |
---|---|---|
寛永19年2月 | 1642年 | 胡町において茶商を始め、屋号を茶屋と称す |
享保2年 | 1717年(4代) | 質商を兼業 |
天保2年 | 1737年(5代) | 醤油醸造を始める |
昭和17年5月 | 1942年 | 醸造部門のみ広島醤油株式会社へ併合 |
昭和20年3月 | 1945年 | 強制疎開の為休業、疎開する |
昭和22年10月15日 | 1947年 | 胡町一番地において、有限会社尼子商店を設立 |
昭和37年10月 | 1962年 | 胡町一番地より、鉄砲町133番地の新店舗に移転する |
昭和41年 | 1965年 | 新住居表示により鉄炮町8番11号に変更 |
昭和62年10月5日 | 1986年 | 尼子康夫 代表取締役に就任(14代目) |
平成21年10月1日 | 2009年 | 尼子康介 代表取締役に就任(15代目) |
平成21年10月1日 | 2009年 | 尼子康夫 相談役会長に就任 |
平成28年1月 | 2016年 | 現住所に新社屋建設 |
資料
胡町にて醤油醸造を営んでいた当時の尼子商店を描いた版画。